– 現在の所属は?
部署は劇場プロデュース部門で、施設計画にかかるコンサルティングが主な業務です。業務範囲は計画の初期段階から計画段階、施工段階、開館後に至るまで、すごく幅広いですね。プロジェクトごとにお声がけいただいたタイミングで業務に入ります。初期段階のコンセプトをどうするかというところから入って、そこからどう計画に落とし込んでいくかという検討を行います。施工段階では、進捗状況の確認や細かい調整に関わります。
既に施工に入っている、あるいは直前にプロジェクトに加わることもあります。参加した時点で現場がもう進んでいる場合もあり、どこまで変更してもらえるか、予算や期間など、シビアな制限がある中で施主、設計・施工者の皆様と協議しながら進めています。
出張は多いです!
– 達成感があったことは?
新宿のバスタの上にLUMINE0(ルミネゼロ)というホールがあって、そこが最初から出来上がるまで関わった初めての物件でした。実は、この案件は2回に分けて関わっていまして、最初の時は入社したばかりで右も左もわからず、図面も読めないような状態でしたが、設備や備品の計画をやっていたことを覚えています。次に、何年か経って仕事がある程度わかってきた段階で再びお話をいただき、担当しました。この時はコンセプトの見直し、計画への落とし込み、施工の方針調整など、短くも非常に密度の濃い期間を過ごしました。運営が始まったあとは、たまに催事や見学で訪れたりする中で、改めて発見することも多いです。そういった過去の経験から、こういう仕上げや細かい工夫が使えるよね、といった知識が増えていって、時間を重ねるごとにご提案できる内容も増えて行くのは自信につながります。
– 入社前と後で自社のイメージは変わりましたか?
入社前はアルバイトでプロジェクトの部分的なお手伝いをしていました。それでは全体がわからなかったのですが、入社してプロジェクトの範囲が思っていた以上に広いということを知りました。そして、それぞれの業務で「いま」起きていることが、実は業務全体に関わってくるのだと、だんだんわかってきます。そうすると、発想が次々に関連付けられるようになり、仕事が楽しくなってきますね。
会社自体の業務領域もどんどん広がっていっていて、これからも広がっていくと思うので、計画と運営が総合的に高め合う、いいサイクルを作っていきたいですね。
あと、出張は多いですね(笑)。遠方に行くのは楽しいですが、日帰りだとさすがにヘロヘロになることもありますね。