劇場コンサルティングも施設運営の部門も、目標は一緒
現在は劇場コンサルティングの部門で運営計画(ソフト)を担当していますが、入社してまもなく配属されたのは、施設運営行う部門でした。まずは二ヶ月間、研修を含めて行ってきて、とても楽しく過ごさせてもらいました。研修が終わると同時に、新宿にあるイベントホールのLUMINE0(ルミネゼロ)の立ち上げに携わることになり、約一年半、ホールの現場でお仕事をさせていただいて、現在のコンサルティングを行う劇場プロデュース部門に異動になりました。
運営プロデュース部門では毎日いろんな人に会うんです。ホールを利用される方だけでなく、イベントに来られるお客様とも関わる機会が多くて。コミュニケーション能力も高まったと思いますし、コンサルティングでも活かせる経験ができたと思います。劇場コンサルティングは、生み出す仕事だと思っていますが、施設運営は育てる仕事でした。生む人から育てる人へ、また育てる人から生む人へ、というキャッチボールのしやすさは、弊社ならではだと思います。
– 劇場プロデュース部門と運営プロデュース部門は違う?
違うと思います。施設運営の現場ではそのホールの人間として動くので。弊社の名前は表には出にくいですよね。ただ、社内に劇場コンサルティングの専門部署があるのは、すごく心強かったですね。同じ会社ですから、何か課題が出てくるとすぐに相談ができますし、現場にも来てもらえるという関係性です。テクニカル的な部分を含めて、すぐに聞けるのは頼もしく感じました。
運営プロデュース部門にいたときに感じたことは、サービスには限界が無いことでした。ただ、どなたにも同じだけ良い品質のサービスを届けたいという想いがあり、どう整理して皆さんに届けるかを学んだように思います。
劇場コンサルティングでの目標は運営プロデュース部門にいた時と一緒で、お客様の笑顔です。直接お客様と接するホールスタッフとは異なりますが、施設や運営にまつわる法律やロジカルなことを勉強しながら、その先にいるお客様のことを考えてやっていきたいです。
– お客様というのは?
そのホールを利用される方もそうですし、舞台でパフォーマンスする方もお客様ですし、もちろん観客の方もお客様ですし。会社としては建物のオーナーもお客様で、いろんなお客様がいらっしゃいます。皆さんがハッピーになること理想ですので、そのための潤滑油になれたらいいなと思います。