JPタワー大阪は旧大阪中央郵便局跡地を中心とした再開発事業で、高層部は宿泊 施設、中層部をオフィス、低層部は商業施設 (KITTE 大阪) および劇場で構成されて いる。MBSグループが運営しているSkyシアターMBSは5~8階に位置し、「シアターBRAVA!」の後継施設として計画された。「あらゆる創造力に応える劇場」を目指し、優れた舞台芸術全般の提供を主目的としている。
弊社は、観客の動線や搬出入のルート、占有ゾーンと共用ゾーンとの関係などを、ディベロッパー、劇場設置者、および設計者のそれぞれの意向を汲みながら、最適と なる施設づくりと劇場の機能向上を支援した。
舞台機構は高性能・高機能な吊物機構を備え、演出の自由度を高めている。 また、舞台床はオーケストラピットエリアも含めて束立て方式とし、任意の位置に切穴を 設けることが可能であり、オーケストラエリアを舞台下部に拡張することもできる。
舞台が6階レベルにあり、1階の搬入ヤードは他の複合機能の妨げにならずに大型トラックでの搬出入の作業が行える動線とエリアを確保している。 また、備品の出し 入れも含めて効率的な作業ができるよう、搬入用大型エレベーターは奈落階にも着床する計画とした。