チーム紹介

丸山 健史

真摯に満足度を探り、柔軟に展望を広げていく。

運営プロデュース部門 執行役員

丸山 健史

"これまでにないホール"に挑む

今では全国に16箇所以上の多彩な劇場・ホール、イベントスペースの運営管理をしていますが、始まりは渋谷駅周辺再開発計画のリーディングプロジェクトである渋谷ヒカリエの9階にあるヒカリエホールと11階のヒカリエカンファレンスの運営でした。そのミッションは、1,000㎡のホールAと300㎡のホールBのふたつのホール、そして4つの会議室からなるカンファレンスルームを最大限に活用することです。世界有数の繁華街にあり、超好立地のレンタルスペースの運営を任されているのは、長年の劇場、ホールの設計・コンテサルティングに携わってきた実績と、ヒカリエホール・カンファレンスにコンサルティング段階から参加して策定した管理運営計画が評価されてのことですので、運営スタッフは持てる力を結集し、期待に応えようと日々尽力しています。

当時、統括マネージャーとして私に白羽の矢が立ったのは、既成概念にとらわれず、精力的に新たなことに取り組むバイタリティが買われたからです。代表の伊東の教え子だった私は、映像制作会社で様々な媒体の仕事やイベントを手掛け、その後都市開発プロジェクトに携わりました。「これまでにないホール」をつくろうというコンセプトに魅力を感じ、2011年夏のヒカリエホール・カンファレンス準備室時代からシアターワークショップに入社し、施設運営の分野を部署として確立しました。
柔軟で多様性ある組織であることは、私のみならず、メンバーの顔触れの豊かさにも表れています。ホテル並みのサービスを目指すことから、支配人は元ホテルマンですし、私が招き入れた高校演劇部の後輩は、大手家電量販店でトップセールスの実績がある「売る」ことに長けた人材です。

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劇場・ホールビジネスを拓く

渋谷ヒカリエには11階から16階に東急シアターオーブというミュージカル劇場があり、17階から34階がオフィスです。低層部は物販と飲食のショップが集うという縦積みの大型複合施設です。全館のさまざまなスペースで、毎日多彩な催しが開催され、それぞれに搬入・搬出を伴うのですが、人や物を上下に運ぶ動線は限られており、滞りなく実施するのは容易ではありません。

またヒカリエホールは、平土間型のホールで使い勝手がよいこともあり、実施されるイベントは実に多彩です。ファッションショーやクラブイベントが開催されたかと思えば、落語が行なわれたり、株主総会やシンポジウムが行われたりもします。主催者様のご要望に合わせて自由にお使いいただけるように、可能な限り対応しています。その一方で、どのような催しの後でも、次の利用者様のために、速やかに開催前の状態に戻さなくてはなりません。

こうした課題に対処し続けてきた実績は、施設管理部門の事業拡大に繋がっています。二件目の物件は、二子玉川にある「二子玉川ライズ STUDIO & HALL」の管理運営でした。ここからさらに、北は札幌のアスティホール、南は鹿児島のライカ南国ホールまで、年々全国に実績を増やしています。

シアターワークショップは可能性に満ちた企業で、劇場、ホールに関することならなんでも扱う総合商社であるべきだと私は考えています。多額の予算を動かす企画段階から参画できるので、培ってきたノウハウやネットワークを活かして様々なビジネスが展開できているのではないでしょうか。前例のないところからスタートした会社ですし、コンテンツやパッケージ化した企画の提供など、イベント事業も実績ができてきました。これからも新たなことに挑み続けていきたいですね。

丸山 健史

丸山 健史

運営プロデュース部門 執行役員

早稲田大学第二文学部在学中にシアターワークショップ代表の伊東と出会う。卒業後、映像制作会社で宣伝部に所属し、雑誌、ラジオやテレビ番組など多様な媒体の立上げに関わり、イベントのプロジェクトにも携わる。その後、文化エンタテインメント担当として都市開発プロジェクトに参加した後、渋谷ヒカリエの開業を機にシアターワークショップに入社。施設運営部署の発足時から統括マネージャーとして活躍し、文化事業プロデュース部門も立ち上げるなど、施設が完成した後のフェーズに多角的に取り組んでいる。

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