西日本シティ銀行 HKT48 劇場は、福岡市中央区の福岡 PayPay ドーム横に開館した様々なエンタテインメントが体験できる BOSS E・ZO FUKUOKA の1階に設置されたHKT48の常設劇場である。
301人収容のブラックボックスの劇場は、出演者と観客の距離感として身近に感じられる空間である。舞台は幕類にてプロセニアムアーチや見切りが形成されライトバトン等が設置されている。客席側全体にも吊物パイプがあり照明や電飾等が吊り込まれている。舞台両側に客席側壁にそって脇花道があり、舞台が客席へ拡張し出演者と観客が一体となれる空間構成となっている。舞台照明はムービングライトやLED照明のシステムとし舞台音響はデジタルシステムを採用している等の最新の機材が設置されている。また、エントランス周りの写真を掲載する壁面や、鉄柵の扉をイメージしたエントランス、そしてショーケース等の HKT48劇場ならではの意匠と機能がある。さらにホワイエ、楽屋等も扉や壁面のポイントに印象的な赤を採用し、床面は白黒の市松模様のタイルとすることで専用劇場にふさわしい華やかさのある空間となっており、期待感や高揚感を全体の雰囲気として創出している。