実績紹介 施設一覧

氷見市芸術文化館

Himi Arts Hall

氷見市芸術文化館
メインホール平土間形式。舞台上の幕、移動式客席ワゴンをすべて収納している。
氷見市芸術文化館
メインホール幕形式。1階席の前方は迫りによりレベルを下げ、サイトラインを確保している。
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客席壁面は、建築音響上必要な凹凸がデザインされたコンクリート打ち放し。仮設吊りが可能な吊点を壁面の随所に計画した。
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客席上部のキャットウォーク。どこでも照明が吊り込める手摺兼固定バトンを流した。中央には平土間形式での利用を想定したグリッドバトンを配置。
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移動式客席ワゴンはエアキャスターを使用することで人力での移動が可能。ホール客席横のスライディングウォールを開放し、ホールロビーと連結できる。
氷見市芸術文化館
大階段によって青空広場と内部空間が連続している。
氷見市芸術文化館
施設外観。象徴的な開口がちりばめられた回廊が青空広場を囲む。
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施設外観。象徴的な開口がちりばめられた回廊が青空広場を囲む。
氷見市芸術文化館
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氷見市芸術文化館
富山県氷見市に、旧市民会館の役割を継承した氷見市芸術文化館が開館した。  本施設はメインホールのほか、小規模な発表会やリハーサル利用等が可能なマルチスペース、会議室や練習スタジオ機能を有する交流室等で構成されている。豪雨浸水 想定高さが3mであることから、主な施設機能は2階に設計された。地上レベルには大きなピロティ空間・青空広場が広がっている。  弊社は要求水準書作成から施工段階のコンサルティングまで、各フェーズで設置者・設計者をサポートする形で携わってきた。設計段階では設計者と共に市民意見聴取のワークショップを実施したほか、10種類を超える利用レイアウトを提案し、多様な使い方の可能性も示した。  メインホールはエアキャスターによる移動式客席ワゴンを採用し、 幕形式・反射板形式・平土間形式・アリーナ形式に変えることができる。また、メインホールに隣接するマルチスペースとロビーは、スライディングウォールを開放することで、ホール エリアを拡張し一体的に利用できる。  本施設が氷見市の新しい「まちの顔」となり、市民が主役となって市のにぎわいを創出する拠点となっていくことが期待される。