高崎芸術劇場TAKASAKI CITY THEATRE

高崎芸術劇場は、世界的に著名な建築家アントニン・レーモンドが設計した「群馬音楽センター」や群馬交響楽団が築いてきた歴史と精神を継承、進化させ、新しい高崎の都市文化を創造・発信する劇場として、2019年9月20日、JR高崎駅東口に開館した。
弊社は基本計画段階から参加し、設計者選定、設計、施工段階、さらには開館準備として仕込み図作成や備品選定にも携わった。また、全国でも例が少ない屋根付き仮設能舞台についても設計協力を行った。
2,027席の大劇場は、国内最大級の舞台面積とポップス系コンサートに適した広い舞台間口をもち、充実した舞台特殊設備とすることで、あらゆるジャンルの大型公演にも対応する機能を持っている。スタジオシアターは、ライブから能まで多彩なパフォーマンスが可能で、最大568席の可変型ブラックボックスタイプの劇場である。そして、412席の音楽ホールは、リサイタルから小編成のオーケストラ公演まで上演可能な県内初の音楽専用ホールである。また、プロから市民まで、幅広い創造活動を支援するための8つのスタジオとリハーサルホールからなる創造スペースが設置されており、「鑑賞と創造」が一体化した文化芸術の拠点施設となっている。

建築概要

所在地
群馬県高崎市 MAP
設計者
佐藤総合計画
開館年
2019年
延床面積
27,203.96㎡
施設構成
大劇場、スタジオシアター、音楽ホール、リハーサルホール、レッスンホール×3室、スタジオ×5室
収容人数
(1) 大劇場 2,027席(車椅子5席を含む)
(2) スタジオシアター 389席~568席(可変、車椅子1席を含む)
 例 スタンディング約1,000人+2階席98席
(3) 音楽ホール 412席(車椅子1席を含む)

施設種類

  • 劇場
  • ホール
  • 多目的スペース
  • その他

業務領域

  • 基礎調査、基本構想・基本計画段階
  • 設計段階、施工段階
  • その他